おまちゃん徒然な過去ログ
++その4++


1月21日のおまちゃん

寒中お見舞い申し上げます

すっかり2002年も始まって半月が経ってしまいました。
今年のイタリアはかなり寒さが厳しくなっています。
異常な寒さと、降水量の少なさのせいで
農作物の不作が言われるようになり
実際市場に並ぶ野菜や果物の値が軒並み急騰中。
しかもこのまま雨が降らなければ、どうしたって夏は水不足が懸念されます。
7年間フィレンツェで暮らしてみて
あのからからに乾いた夏の間水不足にならないのが不思議だとおもっていましたが
もしや、7年目にして初の給水制限を体験なんてことにならなければいいのですが。
普段から水回りに不安のあるイタリアです。
水不足になんかなったらそりゃぁ一大事ですよ。

1月1日から正式にユーロが一般市場にも出まわるようになり
カラフルでちょっとフランスフランに似ているユーロのピン札が私のお財布にも入ってきました。
イタリアリラ札があまりにも「おもちゃ銀行」を思わせる様相だったので
なんだか不思議な感じです。
しかし、インフレ大国イタリアにしてみれば小額紙幣・硬貨に移行したということにもなるので
ちっちゃいちっちゃい1セントコインなんかがお財布の中で幅を利かせていて
非常に嵩張るし重いです。
遅かれ早かれこの1セントコインはなくなるのでしょうねぇ。(そうであってほしい…)
「ユーロ導入には準備万端。なにも心配はいらないよ」っていう広告を打ち続けてきたイタリアですが
多くの予想を裏切ることなくやっぱりそれなりの混乱状態に陥ってくれました。
導入直後の数日は街中のATM機にユーロ引き出しで人が殺到し
ちょっと出遅れるとすぐにATM機が空っぽになるという恐ろしい事態に。
お釣りをごまかされるぞとかいう心配もあったのですが
このリラとユーロの共生する期間中は
まぁ、それはそれできちんと機能しているようで、大きな混乱は無かったみたいです。
2月28日でみんなに愛されたイタリアリラが消えていきます。
でも私のお財布にはまだたっぷりリラが残っているのです。さぁどうなる?!

長年の念願でもあり、野望でもあった活動をボチボチ始めました。
フィレンツェにおける日伊文化交流の場を開設しました。
皆様からの善意の応援をお待ちしております。
2002年は更に更に飛躍の年です!!
夢は果てしなく
2月15日のおまちゃん

立春も過ぎ、三寒四温で春に近づいていくのですね。

イタリアもここのところ暖かい日が続いています。
これから先は3月半ば頃まで寒い日があったりなかったりですね。
ここに来てようやく降りたがりの空が雨を落とし始めました。
ずっと降水量が少なくて
そのせいで空気が浄化されず
イタリア中がスモッグにまみれている状況も
この雨で少しは改善されるかなぁ。

このスモッグ
ミラノをはじめとするロンバルディア地方
それからフィレンツェは特にひどいようです。
フィレンツェでも車の使用制限が出され
街中にはいつもよりちょっと多目の
交通警察官が取り締まりに立っています。
ナンバープレートの末尾の奇数偶数で走れる日が指定されます。
奇数番号と偶数番号を一台ずつもっている人はラッキーですよねぇ。

ユーロになって一月半が経ち
リラの消滅まであと2週間を切りました。
私のお財布の中からも徐々にリラが消えていき
何とかユーロに切り替えができそうです。
3月1日以降もリラからユーロに換金はできますが、
イタリア銀行のみでの扱いとなるので、面倒です。
できるだけ銀行や郵便局の列に並ぶことなく切り替えよう
というのが私の目論見でした。
あと2週間で何とか全部ユーロにできるかな。

フィレンツェにおける日伊文化交流の場のオープニングパーティを無事に済ませました。
これで少しは人様の目に触れるようになったということです。
でもこれからですね、何もかも。
どんなことでも準備しているときが一番楽しくて
実際に動き出してからは現実にもまれて大変なことも出てくるというわけです。
引き続き皆様からの善意の応援をお待ちしております。
夢は果てしなくいつまでも

3月10日のおまちゃん

春ですね。

なんだかんだといっているうちにもう今年ももう3月です。
春がくると自然とウキウキするのですが(動物的だなぁ。)
煩わしい花粉症というものも一緒にやってきます。
イタリアに暮し始めた当初は全然こちらの花粉に反応していなかったようで
結構楽しく春を過ごしていたのですが、ここ数年は状況が変わってきました。
体がこっちに慣れたせいなのか、はたまた他の理由なのか
とにかくこっちでも花粉症が発祥してしまってから早数年。
今年も例に洩れず鼻と目が辛い辛い毎日です。
それから日本ではあまり取り上げられない3月8日女性の日(Festa della Donna)のおかげで
3月初めには街中に黄色いミモザの花が溢れ、これがたまらないのです。
黄色くて可憐な花はきれいだし可愛らしいし
なによりもみんなが女性をちやほやしてお花をくれるのはありがたいのですが
花粉症の身にはかなり辛い行事ではあります。
ウチにも御丁寧にミモザの花束が届き、捨ててしまうのも申し訳ないし、花瓶にいけました。
おかげで朝起きてすぐと寝る直前には必ず連発のくしゃみ攻めです。
ビリーにすごく鬱陶しいなぁって顔をされてちょっとショックなのでした…。

プレイステーション2をとうとう購入してしまいました。
イタリアと日本ではビデオをはじめ映像・画像のコードシステムが違うので
日本のソフトは受け付けないという話になっています。
ちなみに日本はアメリカと同じNTSCイタリアは独自のPAL方式。
私がPS2を購入したのは「パラッパ・ラッパー」で遊びたかったのとDVDを見たかったから。
それだけのためにっていうのもあり悩んでいたのに、半分衝動買いで買っちゃいました。
それから続いてなんとテレビも新しくしちゃったのです。
今回買ったのはビデオが一体化されているタイプのもので
これが実はPAL方式以外にNTSC方式にも対応しているという優れもの。
これで日本からビデオを持ってきたら見られるってことです!!
「もののけ姫」と「千と千尋の神隠し」それから何はなくても吉川氏のライブビデオでしょう。
ほかに何かお勧めのビデオがあったら是非教えてください。

しかし、こうやって考えてみるとイタリアに来て7年目。
来たばかりのころに比べると世界は便利にそして狭くなったのだなぁって気がします。
ひと昔前には考えられないようなことが実現されてきているんです。
誰に感謝したらいいのかな?
3月18日のおまちゃん

久しぶりに火曜日の午前中にお休みをもらい
カッシーネの青空市に行ってきました。
実はうちの王子様ビリーにさんざんもてあそばれてボロボロになってしまった掛け布団を
そろそろ買い換えないと貧乏くさいなとおもっていたので
この機会にカッシーネで買ってくることに。
カッシーネで売っているお布団って質はそこそこで安いので
そのうちどうせまたビリーの餌食になってしまうのなら高い布団を買うよりはずっと気が楽!!
久々のカッシーネのそぞろ歩きも楽しいものですが
本当に日本人の姿が多くなりました。
カッシーネの散歩兼お買物を楽しむ日本人の姿がたくさん。

そうそう、ロンドン発の化粧品RIMMEL。
今年春から日本にも上陸したそうですが、カッシーネで山のように売られています。
日本で買うより安いのかな?

最近では常設の感じで出店している移動ペットやさんには黒山の人だかり。
ワンコ好きのおまちゃんとしても見逃せないお店の1つです。
人の群れをすり抜けてワンコのはいったケージの前まで到着。
う、う、かわいぃ。
ついつい声を出してしまうほど可愛いコロコロのワンコがいっぱい。
ビリーの仲間「ミニチュアピンシャー」ももちろん発見。
ビリーさんのお嫁さん探しを万年的にしているおまちゃんは素早く性別チェック。
残念ながら2匹とも立派な男の子。
女の子だったら絶対買って帰っちゃうところでした。
思えば、5年前の春(3月12日だったなぁ)やはりビリーと出会ったのも
花のほころび始めたカッシーネの森の青空市でした。
すっかりいっちょまえになったビリーも、小さくて弱弱しい顔していたものです。

それから春ですから花屋さんもまさに花盛り。
なぜかうちでは花が育たないというあまり嬉しくないジンクスがあるのですが
気分的に春を満喫したくて花粉症も省みずついつい一鉢。
ジャスミンの鉢。
蕾がたくさん増えてきましたが、まだ小さい白い可憐な花は咲きません。
さて、果たしてジンクスを破ってこの白い花を見ることができるかどうか?!
因みにジャスミン一鉢7ユーロでした。妥当なところ??

さてカッシーネで購入してきた掛け布団とジャスミンの鉢。
予想通りビリー王子様が虎視眈々と狙っております。
白い花が食いちぎられる日は近いか?!
新品の掛け布団のワタが舞い散る日はすぐそこだ!!

4月7日のおまちゃん

3月最終日曜日には冬時間から夏時間への切り替えが行なわれました。
真夜中2時に一時間時計の針を進めるというのが慣わしです。
日曜日に目覚めてみると一時間損をしているということです。
夏時間になったので日本との時差は7時間。
このまま10月最終日曜日まで夜がなかなか来ないイタリアの夏が続きます。

で、復活祭も過ぎてすっかり初夏の装いになってきたフィレンツェです。
なぜかは知りませんが、
毎年暖かくなったと思っていると復活祭の頃には一回寒さが戻ってくるフィレンツェ。
今年も多聞に漏れずやっぱり復活祭の頃には寒いフィレンツェでした。
そして、今年の復活祭にはテロ勧告の出た観光都市フィレンツェ。
イタリアでは他に危険勧告が出されたのはミラノ・ヴェネツィア・ヴェローナ。
結果的には予想していたような事故も事件もどこでも起きず平穏無事な祝日でしたが
フィレンツェ恒例の復活祭のお祭「スコッピオ・デル・カッロ」では
危険を避けるためにドゥオーモ広場へのアクセスがかなり厳しくチェックされ
子供まで身体チェックを受けたというので非難轟々。
また古式サッカーの装束で行進する「カルチョ・ストーリコの行列」が中止になりました。
世界の動きってこんなところにも影響するんですね。
私は7年目にしてはじめてこのお祭に参加しないことを決意。
ちょっと残念ではあったのですが。
ほとぼりが冷めた頃を見計らってビリーを連れて外に出ると
お祭を終えた山車が格納庫に戻っていく後姿が。
何事もなくこのお祭が終わったことが今年の幸運の証でありますように。

ワールドカップ開催を控えてイタリアでも日本と韓国に対する興味がかなり高くなってきているようです。
こちらでは新聞におまけで雑誌がついてきたりするのですが(もちろん有料だけど)
その中でも色々と日本や韓国が紹介されています。
中にひとつ気になる記事が。
日本皇室はみんな韓国人だったというはなし。
まぁ、日本単一民族といっているのは表向きの話で
国土土着の民族だけではなく大陸からの血が混じって日本民族ができているのは
誰もが知っている事実ですよね。
歴史的に中国そして朝鮮半島とは関係の深い間柄。
皇室に朝鮮の血が流れているなんて不思議なことではないのですが
それを皇室側がひたかくしにしているのはおかしいという感じの記事もありました。
このグローバルな時代にそんなことどうでもいいわいとおもうのは私だけではないはずです。
まぁ、色んな意味で関心が高まっている日本です。
それはそれでいいことですね。
一方では最新のテクノロジーの国であり、一方では神秘的な文化を継承する国。
イタリア人の目には摩訶不思議な国にうつっているみたいです。

先日韓国に行って来た母の話。
向こうは街のあちこちにモニュメントがあったりしてすごい盛り上がりなのに
日本は寂しいわねぇって。
それは実家の近くにスタジアムがないからでしょう…。
サッカー王国静岡といえども伊豆はちょっと違うお国柄なんです。
8月18日のおまちゃん

今年のイタリアの夏は暑いです。
と言い始めたのは確か6月に入って間もなくの頃。
それまで肌寒い日が続いていたのを裏切るかのように一気に夏がやってきたんです。
連日38度並の暑さで、いよいよ本格的夏到来と大喜び。
しかし、シチリアでは雨があまり降らなかったので、とうとう水不足が騒がれる結果に。
フィレンツェで水不足は私が暮らしはじめてから訊いたことなかったので、心配はしてませんでしたが、
さすがにシチリアの状況は厳しそうと、ちょっぴり節水の心構え。
結局シチリアへは水の豊富なトスカーナから水のお手伝いをすることになりました。

という日々が続いた後、一旦暑さが落ちつき(34度くらいで)
それでも1996年並の暑さだよなと友達の間では噂をしておりました。
その暑さのまま8月がやってきて、いよいよ私も夏期休暇。
毎年この時期にはイタリアにやってくる私の両親は今年は諸事情にてイタリア旅行を断念。
_いうことで急遽私の夏休み計画の練りなおし。
ギリギリの決断だったので、なかなか宿が見つからず、行き先が二転三転。
私の希望「ビリー同伴」、偽アンディの希望「静かでプール付き」、
それから「我々の休暇期間」の三要素を満たす宿はなかなか難しかったのですが、なんとか解決。
前半三泊をスカンサーノで後半四泊を去年行って気に入ったオルヴィエートで過ごすことに。
どっちも街から離れた山の中のアグリツーリズモ形式。
実は一番喜んだのはビリー。
一面緑の大野原を嬉しそうに走る姿に彼の野生を感じてしまいました…。
詳しい様子は
ビリーのコーナーで。

休暇中もいいお天気で暑くてといいたいところですが、
なんとちょうどスカンサーノからオルヴィエートへの移動日に当たる週末に大雨。
車での移動。しかも山越え。ビリーは吠えるは吐くわで。
移動時間は二時間ちょっとですが、すごく私もビリーも偽アンディもみな長く感じたのでした。
結局1日半降り続いた雨はその後カラッと上がって徐々に暑さも戻ってきたんで休暇は十分楽しめました。
ビリーを連れてIsola del Giglioに行こうという計画は海が荒れたおかげで流れてしまいましたが。
また今度。

この大雨の結果、シチリアの水不足もそれほど危機迫るものではなくなりましたが
今度は北部地方の雨による被害が騒がれるように。
この夏休みは北部イタリアと各島々を目的地としていた人には踏んだり蹴ったりとなってしまいました。
北イタリアは寒すぎちゃうし、海が荒れているので島に渡れなかったり。

さて、日本でも少しは話題にのぼっているかと思いますが、
我がフィオレンティーナは消滅です。
決して「ジャイアンツは不滅です」の長島さんのようなことを思っていたわけではないですが
なんだかたった一人の経営者の愚かさのせいで
歴史のあるチームがあっという間に消滅するっていうのは情けないやら悔しいやら。
結局一回消滅したチームは新チームとして生まれ変わるという形で(おそらく名前も変更されます)
9月スターのシーズンはC2リーグからの再出発です。
これくらいの処置で済んでいるのがありがたいくらいです。
本来なら新チームとしてはレジョナーレというリーグから始めなくてはいけないのですから。
私のお気に入り(昔はトルドとルイ・コスタだったけど、今はもうここにはいないし…)デ・リヴィオが
新生フィオレンティーナに残ることが15日決定しました。
全主力選手が売り捌かれた中で、キャプテンは残るっていうのだけが救いです。
頑張れアンジェロ・ディ・リヴィオ!!
それにしてもセリエAに這い上がるまでは最低でも4年かかるってことですね、物理的に。

1月23日のおまちゃん

寒中お見舞いもうしあげます。
年明け早々にヨーロッパにやってきた寒波の波にさらされて
イタリアもかなり冷え込みました。
フィレンツェを囲む丘にも雪が積もり、フィレンツェの街にもちらちらと白いものが。
なかなか寒さに慣れていない私には厳しいものがありました。
一月も半ばを過ぎて寒さは落ち着きましたが、
それでも何かにつけてビリーと一緒に湯たんぽを抱えて布団にもぐりこみたくなる毎日です。

2002年後半から騒がれていますが、
イタリアが誇る巨大企業フィアットが経営難に陥っています。
かなりのリストラでイタリア各地でストライキが起きましたが、
その本拠地であるトリノで行われたアンケート調査では、
まさに「フィアットは不滅」的な結果に。
楽観主義というわけではないのでしょうけど、その信念はすごいよなと思うところであります。
アルファ・ロメオもランチャもフェッラーリまでもを傘下に置くフィアットが潰れるはずがないと
そういうことなんでしょうね。
そして2003年明けて早々のフェッラーリの恒例年頭インタビューでは
シューミーの前にまずバリちゃんのインタビュー。挑戦状を叩きつけちゃいましたが。
2002年シーズンはシューマッハー兄の独走で全然面白くなかったF1。
そんなことも考慮してか今年は規定に若干の改定が加えられました。
それによってセカンド・ドライバーも実力次第では優勝を狙えるということになったわけですが、
どうしたってセカンド・ドライバーはセカンドだと思うのは私だけでしょうか?
シューマッハー兄とバリケッロの対決なんて見たくないよという気もしなくはないのですが。
その挑戦状を受ける形のシューマッハー兄は
いとも冷静に「今年の最大のライバルはバリケッロの可能性も大」といっておりますが、
テクノロジー面でもかなりの規制を加えた今年。本当に実力がものをいうレースになりそうだともコメントしております。

そしてセリエA。ここに来てローマからインテルへの移籍を決めたバティストゥータ。
スクデットを狙うためにといってフィオレンティーナを去リ、また同じ台詞をはいてインテルへ。
もうこの辺で引退かと思っていた私はちょっとびっくりしました。
まだやるか。恐るべし、アルゼンチーノ。
そしてセリエCであがいているフィオレンティーナいつの間にか勝ち進んでいまやリーグ単独トップに。
道のりは長いとはいえ、頑張る姿に地元民は釘付けです。
こんなに下位リーグでもスタジアムにそこそこの集客ができるっていうのもすごいものです。
さすがはサッカー王国イタリア。底力。