Santa Messa Natalizia 2003
2003年クリスマス・ミサ
12月24日夜
イタリア中の各教会で
イエスキリストの生誕を祝い
世界の平和を祈るミサが執り行われます

フィレンツェのドゥオーモのミサは
23:30からでも十分間に合います
ばあちゃる・フィレンツェのもくじはこちら
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2003年は
テロの標的にされる可能性大と囁かれたせいか
例年よりも人出が少ないような気がしました
それでも日付が変わったことを知らせる
深夜の鐘が鳴り響いた頃には
ドゥオーモの半分が埋まるくらいに

ミサでは司祭さんのありがたい話や
聖歌隊の歌声に聞きほれる楽しみもありますが
イエス・キリストが誕生したシーンを
かたちどった人形プレセピオ「Presepio」の中央に
イエス・キリスト人形が置かれる瞬間を見届けるのが
一番の山場
このようなまさに話に聞くような
馬小屋風の建物が
ドゥオーモの入り口に近い部分に作られます
この中には既に
他の登場人物は据え置かれて準備万端
後はイエス・キリストを待つばかりとなっています
イエス人形を抱えた司祭さんが
お供を引き連れて
主祭壇から香壺を振りながら
「馬小屋風セット」に近づいてきて
お仕えの神父さんが
そっとイエスキリストを
中央の飼葉桶ベットに寝かせます
みんなその瞬間をありがたく見守るわけですが
ここ数年はデジタルカメラの普及もあって
カメラを構えた人がけっこういるものです


そして後ろのほうで
「あぁぁ、こんなときまで写真撮って」と
お決まりのようにぶつぶつ唱える
おばあさま団体ももちろん健在です
クリスマスミサの時には
いつもより数段ライトアップが豪華になっているので
丸天井に描かれた「最後の審判」もきれいに見えます
この作品を最初に手がけたのは
Giorgio Vasari(ジョルジョ・ヴァザーリ)ですが
完成を見ずに他界しましたので
その後はFederico Zuccali(フェデリーコ・ズッカリ)が引き継いでいます
完成は1579年(総工歳月7年)
←ミサの終わった後の主祭壇
主祭壇から望むプレセピオ・馬小屋風セット→
ドゥオーモ壁面に描かれた
Andrea Castagna(アンドレア・カスターニャ)と

Paolo Uccello(パオロ・ウッチェッロ)の騎馬像